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ストラテジー
銀行
米国金融システムのリスク耐性 -過去のストレス時との違い-
本レポートの目的では、株式相場が不調になると短期のストーリーとして語られやすい「金融リスク」だが、銀行などのリスクは、短期的な業績変動では捕捉しにくく、過度に反応すべきものではない。
〇 ドッド・フランク法ストレステスト(DFAST)とは p.2
- ストレステストは、決算以上に銀行のリスク耐性や信用力の実態を知る重要な材料。
〇 2024年の米銀ストレステスト結果の概要 p.3
- 2024年の米銀ストレステスト結果;深刻な景気後退期にも、CET1自己資本は -2.8%の悪化に留まる。FRBでは米国では銀行起因の金融システミック・リスクが生る可能性は十分に低く」、許容できる範囲内、との見解。
〇 ストレス時の損失要因と、個別行毎のリスク特性の比較 p.6
〇 米銀のリスク要因資産配分状況 p.10
〇 各リスク要因に関するセミマクロ指標からみた差異 p.13