レポート
Report
Report
アナリスト
銀行
国内主要 3 メガ銀グループの財務傾向とビジネスモデルの比較
本レポートでは、3メガ銀グループ(三菱UFJフィナンシャルグループ、三井住友フィナンシャルグループ、みずほフィナンシャルグループ)の財務傾向を比較し、AT1債他の資本性証券・社債の投資リスク特性を概観する。
〇 3メガ銀グループの特徴の概観 p.1
3メガ銀グループの特徴; SMFG(三井住友フィナンシャルグループ);伝統的銀行業に強いが規制対応に課題、みずほFG(みずほフィナンシャルグループ);非銀行業務に強いが銀行業務に課題、MUFG(三菱UFJフィナンシャルグループ);全方位で強く、他の2グループに対する相対的な優位性がより明確に顕在化。
i. 収益力評価 – 評価軸 #1 – p.2
- SMFG;伝統的に高い利益率を安定して維持。
ii. 環境変化への耐性 – 評価軸 #2 – p.8
- みずほFG;銀行業のリスク耐性は最も脆弱。市場環境の変化にも課題。
iii. バランスシート指標からみた評価 – 評価軸 #3 – p.12
- 日本はコア預金の構成比が高く、預金比率が高くても流動性危機にはなりにくい。
iv. 規制資本から見た健全性 – 評価軸 4 – p.16
- MUFGがバーゼル規制最終化を前に急速な体質改善・強化を実施。
〇 銀行証券の投資評価 p.18
Appendix. AT1債のコールスキップ動向 p.23