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ストラテジー
米国債全般
2023年9月FOMC声明を受けた米金融政策の今後と米ドル建て債券投資戦略
FOMCと米ドル金利見通しのポイント
- 9月のFOMCでは金融政策は現状維持、金融政策関連のコメントもほぼ変更なし
年末までにもう一度の利上げを想定。その後は金利水準を1年超に渡り維持しやすい可能性。
- 物価上昇率は反転上昇 → 原油高を受け総合指数は9月にさらなる上昇見込み(石油製品価格は原油価格に1~2か月遅行)
- S&P500構成銘柄のマージンに下げ止まり傾向(ただし人件費増の価格転嫁圧力は継続)
- 米景気のソフトランディングを示す指標の増加(コンセンサス修正には遅れ)
- 政策金利の高止まりを想定するのであれば、10年金利は4%以上の水準を2025年央まで維持か
- 長期(10年超)と短期(3年未満)の安定業種社債投資が引き続き有効か